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　由利本荘市教育委員会教育総務課は、本荘東中学校区統合小学校（本荘東小学校）の建設事業費として、６〜７年度継続費42億3,290万円を提案した。当初予算額は12億7,316万円。予算確保後、４月または５月に工事を公告、６月市議会または臨時議会で契約承認後、同月に着工する予定。新築規模は鉄筋コンクリート造延床面積約8,800�uで、校舎棟と屋体（体育館）棟の２棟で構成。詳細な工事内容や参加要件は来月末まで行われる詳細設計を踏まえて決定する。

　同事業は子吉小、小友小、尾崎小学校一部を統合する新たな学校を建設するもので、８年４月頃の開校を目指している。

　建設地は薬師堂字一番堰の約４ｈａで、ＴＤＫや同市などが進めている官民連携事業「一番堰地区まちづくりプロジェクトの事業エリア南側、市道松街道線を挟んで本荘東中の向かいの敷地。

　建設用地の造成工事は三浦・山勇・大沼建設工事ＪVで実施。実施設計は草階・あいば・村上設計共同企業体に委託し来月末までの期限で進めている。測量設計はサン測量設計事務所、地質調査は鹿渡工業で行った。

　当初予算案には校舎・体育棟の建設費として、６・７年度の２カ年継続費42億3,290万円を提案。６年度の当初予算案額は、継続費年割額や学校敷地登記業務委託費などを含めた12億7,316万円となっている。

提供／秋田建設工業新聞社