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　新潟県農地部農地計画課は、五十公野中央２期地区（新発田市）経営体育成基盤整備事業について、整地工や暗渠排水工に総事業費５億１２００万円を投じる計画だ。
　将来の地域農業の中心となる経営体（担い手）を育成するため、ほ場の区画拡大および排水不良の解消などにより、効率的で安定的な農業経営を行うことのできる生産性の高い基盤整備を推進するのが狙い。また、個別経営体８人へ農地集積を進めるとともに、効率的な水稲生産を行うことで米の生産コスト低減を図りたい考え。さらに、園芸導入のための機械利用組合の設立を検討するほか、園芸品目（ブロッコリー等）を作付拡大し、大規模園芸産地化を目指していく。
　工事概要は区画整理として、整地工他２９・０ヘクタール、暗渠排水工２９・０ヘクタールを整備する。２０２３年度に新規採択され、２９年度の事業完了を予定。受益面積は２９・０ヘクタール、受益者数が７７人となっている。