野々市市は、中学校給食センター大規模改修について、建築や電気設備、給排水設備、空調設備の4分割による今月中の公告を目指し、準備を進めている。発注にあたり、工種によってはJV編成となる見通しだ。
太平寺3丁目地内にある同センターの施設規模はRC造2階建て延べ1399平方メートル。建物や設備、調理器具などの老朽化が進んでいる。
このような状況を踏まえ、市は公共施設個別施設計画に基づき、施設のほか、設備や厨房機器なども含めて計画的なリニューアルを施し、より安全・安心で質の高い学校給食の提供体制を整えることにした。実施設計は山岸建築設計事務所(金沢市)が担当。12月補正予算に2024〜25年度の債務負担行為として限度額8億2200万円を設定している。
同センターは2002(平成14)年度に建設され、築後20年超が経過。1日あたり最大約2100食の供給能力を有し、現在は野々市中学校および布水中学校の2校へ約1700食を提供している。