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　内子町は、歴史的風致形成建造物「旧森家住宅」を歴史まちづくり拠点施設として活用するため、３期に分割して改修整備する。２０２４年度には１期工事に着手するため、工事費など関連事業費を６月補正予算で対応する方針。その後、２期工事を25年度、３期工事を26年度に予定している。
　同施設は本町商店街にある住宅を主体とした建物群で、体験交流施設への用途変更や改修を行う。対象施設は木造２階建て延べ１９７平方�bの主屋、木造２階建て延べ73平方�bの下土間、木造平屋23平方�bの燃料蔵、木造一部２階建て延べ１９６平方�bの客座敷、木造２階建て延べ１５６平方�bの米蔵、木造２階建て延べ65平方�bの駕籠蔵、木造平屋45平方�bの茶室。１期工事では主屋１階をテナント、２階を事務室に改修し、下土間を２階建ての意匠を残しつつ平屋にしてテナントに改修、燃料蔵もテナントに改修する。２期工事では客座敷を交流スペース、米蔵をテナント、駕籠蔵をテナントまたは貸しスペース、茶室を交流スペースに改修する。３期工事ではみんなの広場、駐車場、駐輪場を整備する。
　設計はスミカデザインオフィス（伊予市）が担当。
　所在地は内子２００９。

提供：建通新聞社