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国見台公園の体育館と武道館
　　　事業化目指し、先進地視察へ


　伊万里市は、老朽化が見られる国見台公園の体育館および武道館の建て替えを計画。現在、事業化に向け準備を進めている。災害時は避難所に指定されていることから、防災施設のさらなる充実などを目指すのが目的。新規事業化を目指す市は今月、建て替えの参考とするため、先進地の施設において視察を行う考えだ。


　現在の体育館は１９７１（昭和46）年、武道館は77（昭和52）年に利用を開始。いずれも建て替え時期が迫っており、施設の老朽化が見られる。

　市によると、体育館の建築面積は約１４００平方�bで、構造は鉄骨造。一方、武道館の建築面積は約９２０平方�bで鉄骨鉄筋コンクリート造となっている。

　体育館は災害時の避難所に指定されているものの、給湯設備などがない状況。これら改善点を明確にした上で、防災施設としての機能向上を図るとしている。

　市は新規事業化に向け、モデルとするための先進地視察を行うこととしている。

　なお、同市は市中央部の基幹公園としてのさらなる活用を踏まえた建て替えを計画。同公園内の野球場および球技場の各種改修工事は完了、プールは解体工事が進んでいる。