日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/02/07
【埼玉】さいたま市武蔵浦和地区、新スポーツ施設基本計画とPFI調査
さいたま市は、義務教育学校整備に関連し今後解体することになる沼影小学校(南区沼影2丁目)の跡地に新たなスポーツ施設を建設する。体育館と屋内プールの機能を導入する。2024年度の早い段階での業務委託を目指し調整する。
24年度当初予算案に「武蔵浦和地区新設スポーツ施設基本計画の策定およびPFI等導入可能性調査業務」の委託手続きに向けた債務負担行為を盛り込んだ。上限額は2000万円、執行期間が24〜25年度までの2カ年となっている。
沼影小の解体跡のうち約1haをスポーツ施設の用地に見込む。基本計画で導入機能、施設規模、事業手法、事業スケジュールなどを整理する。公民連携手法の導入を見据えたPFI等導入可能性調査を同時に行う。
スポーツ振興課によると現状、29〜30年度までをスポーツ施設の建設期間に想定している。
市は、沼影公園と沼影小がある土地に「武蔵浦和駅周辺地区」義務教育学校を新設する計画を進めている。新校については実施設計に入り、山田綜合設計・双設備研究所JVが受託者となっている。