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日刊建設タイムズ社
2024/02/05

【千葉】富来田分署に2年5.6億円/重点3地区の実施計画策定/木更津市予算

< 木更津市は、6日開会の3月定例議会に上程する2024年度当初予算案の概要の概要を2日、明らかにした。富来田分署整備事業に総額5億6087万円の2か年継続費を設定。木更津飛行場周辺まちづくりの関係では、江川総合運動場周辺・木更津駅周辺・旧庁舎跡地の実施計画策定事業費1910万3000円、同検討委員会委員報酬30万8000円、吾妻公園文化芸術施設整備検討委員会委員報酬30万8000円、吾妻公園基本設計や収益施設整備サウンディング調査の経費2億510万2000円を措置した。
 一般会計予算額は、対前年度当初比2・4%減の520億200万円。うち、普通建設事業費は同8・2%増の55億5104万2000円。
 富来田分署整備事業においては、老朽化が著しい分署の建て替え工事を行い、26年度の供用開始を目指す。継続費の年割額は、24年度1億1216万1000円、25年度4億4870万9000円。
 まちづくり実施計画(吾妻公園)については、3日から3月3日にかけて素案に対するパブリックコメントを実施し、同月下旬に策定する。計画に基づく吾妻公園の整備スケジュールは▽24年度=基本設計・測量▽25〜26年度=実施設計▽26年度=地盤改良工事▽26〜27年度=既存施設撤去工事、本体工事――の予定。収益施設を除く事業手法(発注方式)は、従来方式。
 概算事業費は、設計など8億9200万円、工事費96億2500万円ほか。
 また、江川総合運動場周辺、木更津駅周辺、旧庁舎跡地は、木更津飛行場周辺まちづくり基本計画において、吾妻公園とともに重点地区として位置付けられている。
 市営弓道場建設事業費1659万8000円を確保。吾妻公園内にある市営弓道場について、文化芸術施設などの整備により移転することとなるため、新設に向けた地質調査や設計業務を実施する。
 新庁舎庁内レイアウト基本計画等策定や駅前新庁舎設計業務などの経費9238万1000円を計上。
 駅前新庁舎の建設地は、中央1―1―1の木更津駅西口駐車場跡地など。新庁舎についてはS造またはRC造5階建て、延べ床面積7478uを検討。50年間の概算事業費は、建設工事費約53・3億円を含む約146・9億円(市民交流プラザ内装工事費および指定管理料などを除く)。
 金田第一駐車場再整備事業用地購入5億2876万5000円を計上。金田第一駐車場は、瓜倉字鯨217―2に所在する駐車台数290台の時間貸し自走式平面駐車場。土地は民有地で、敷地面積約1・1ha。一部が金田西特定土地区画整理事業地内にあることから、再整備が必要となっている。
 木更津金田バスターミナル周辺を建設地とし、24年度までに用地買収を済ませ、25年度に工事を行う。新たな駐車場は平面で、現行と同程度の駐車台数を確保する。詳細設計はURリンケージが手掛けた。
 道路関係の新規事業は、市道229号線道路改良事業に伴う委託・土地購入など6129万9000円と、中野畑沢線港南台工区整備事業1億725万6000円。
 個別施設計画策定事業費として、市民会館350万円、博物館380万円を措置。
 そのほか、旧中央公民館解体事業1億7839万8000円、清見台小学校トイレ洋式化工事6812万3000円、真舟小学校耐火塗装・バルコニー下軒天改修事業1900万円、八幡台小学校および請西小学校長寿命化改修工事設計業務2343万2000円、金田小学校整備事業費60万4000円、金田中学校増築および特別教室棟解体に伴う地質調査・設計業務3407万1000円、木更津第一中学校トイレ洋式化設計業務および木更津第二中学校トイレ洋式化工事7764万3000円、波岡中学校施設長寿命化改修事業4億4060万円、新火葬場周辺市道整備事業に伴う委託・工事・土地購入など4億9537万円、富士見通りアーケード撤去事業負担金1億4400万円、富士見通り無電柱化および歩道改良工事2億5000万円、中野畑沢線桜井工区整備事業1億9615万4000円、橋梁長寿命化修繕事業1億2200万円、中央3丁目地区(旧八幡屋旅館)マンション建設補助1億7405万2000円を確保している。k_times_comをフォローしましょう
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