大仙市神岡支所市民サービス課は、北楢岡船戸にある道の駅かみおか(茶屋っこ一里塚、北楢岡船戸187)の再整備を計画。6年度に基本計画を策定するため、新年度当初予算案に業務委託費826万1,000円を計上した。基本計画では施設の建て替えや駐車場の拡張に向けた内容などを盛り込む。新年度早期の業務委託、年度内の計画策定を目指す。計画をもとに7年度以降、具体的な整備に向けた設計などに着手する。
道の駅かみおか(茶屋っこ一里塚、北楢岡船戸187)は、平成8年に建設された木造2階建て、延べ床面積481.46u規模。同道の駅では、周年祭や新商品開発などによる利用者の増加などを図らっており、年間の利用者は10万人を超えている。
建設から約27年が経過し施設や設備の経年劣化が進んでいるほか、国土交通省が定める道の駅の目指す姿が建築時点から変わり、「通過する道路利用者のサービス提供の場(第1ステージ)」から、現在では「地方創生・観光を促進する拠点(第3ステージ)」へ移行していることもあり、機能の追加・拡充を含めた施設の再整備が喫緊の課題となっている。
事業は、地域住民と行政が協働で地域の課題解決や活性化に取り組む「彩色千輪プロジェクト(地域拠点利活用活性化事業)」の一環として実施。6年度に策定する基本計画では、駐車場の拡張や施設の建て替えに向けた内容を盛り込む。7年度以降は計画をもとに今後のスケジュールを検討し、基本設計や実施設計、各種調査など再整備に向けた具体的な業務に着手する。
提供:秋田建設工業新聞社