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北海道建設新聞社
2024/02/06

【北海道】さっぽろ連携中枢都市圏が2期ビジョン案に53事業を盛り込む

 札幌市と近隣11市町村で構成するさっぽろ連携中枢都市圏は第2期ビジョン案をまとめた。ラピダスの千歳進出を契機とした連携の推進や札幌駅交流拠点整備など53事業を盛り込んだ。パブリックコメントを3月5日まで受け付けている。
 計画期間は2024−28年度で、「住みたくなる」「投資したくなる」「選ばれる」さっぽろ圏域を中長期的な将来像に設定。これを実現する取り組みの計画的な推進に向けて策定する。
 ビジョンは3体系に分類。域内経済のけん引に向け、ラピダスの千歳進出に伴う協力の推進を追加した。都市機能集積・強化を図る取り組みとしては、札幌駅交流拠点整備や公共施設の相互利用・配置の検討を継続する。
 圏域全体の生活関連機能サービス向上も目指す。脱炭素に向けた情報共有や勉強会、再生可能エネルギーの普及啓発、住宅への太陽光発電や蓄電設備の設置促進を掲げた。
 3月末までの成案化を目指している。