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　福島県の2024年度当初予算案は1兆2381億800万円と前年度と比べ7.5％ダウンした。通常分が7.5％減の9987億4900万円、復興・創生分が7.3％減の2393億5900万円。自然災害からの復旧事業は減少したものの、人口減少対策などの重要課題に対応する重点事業や、物価高騰対策、防災力の強化に資する費用は確保した。
　予算額のうち投資的経費は7.7％（170億円）減の2048億4400万円。普通建設事業費が5.3％減少し1724億1300万円、災害復旧は39.4％減の131億5100万円。
　予算のうち公共事業費は6.9％減の1970億5000万円。内訳は復興・創生分が災害復旧を含め569億900万円（1.8％減）、通常分が県単・補助事業598億7700万円（10.7％減）、国直轄事業負担金192億8000万円（7.2％増）、維持補修事業510億3500万円（1.7％増）、災害復旧事業99億4900万円（46％減）で計8.8％減の1401億4100万円。
　令和4年8月大雨や本県沖地震、東日本台風災害に伴う河川改良などの進捗で復旧事業等がマイナスとなったものの、被災12市町村等の道路整備に94億円、防災力強化などで22億9400万円を積み上げた。