建通新聞社
2024/02/02
【大阪】大阪公立大中百舌鳥キャンパス整備 4月にプロポ公告
公立大学法人大阪は、大阪公立大学中百舌鳥キャンパス整備事業の公募型プロポーザルを、設計と工事、工事監理、教育環境整備などを一括した技術提案・交渉(設計交渉・施工タイプ)方式で4月に公告する。2024年度中に設計に着手し、25〜27年度にかけて工事を実施する計画だ。
参加形態は単体または2〜3者で構成する特定JV、もしくはグループを想定。単体企業と特定JV、施工企業は、24年度府建設工事一般競争入札(特定調達)参加資格の建築一式AA等級。その他、経審結果の総合評定値や施工実績などの条件がある。
大阪府立大学と大阪市立大学の統合に伴う各学部の集約整備事業を2期と3期に分割して実施する。第2期整備事業では、中百舌鳥キャンパス内のB4棟(改修面積2140・75平方b)とA10棟(同169・70平方b)、C10棟(同732・01平方b)を改修する。
また、大阪公立大学高等専門学校(寝屋川市幸町26ノ12)を中百舌鳥キャンパスに移転させるため、柔剣道場体育館棟と課外活動棟4棟(いずれも鉄骨造2階建てを想定)を新築。B2棟(改修面積636・33平方b)、B3棟(同1万3333・71平方b)、新センター棟(同1615・77平方b)、プール・C3棟(同207・19平方b)を改修する。
第3期整備事業では、大学施設の水圏環境・循環棟、構造材料棟、風洞実験棟を新しく整備する。いずれも鉄骨造を想定している。この他、A13棟(改修面積4773・09平方b)と14棟(同3841・82平方b)、C10棟(同634・58平方b)を改修する。
工期は28年3月31日まで。建設地は堺市中区学園町1ノ1。
第1期整備事業は鹿島建設が24年3月31日までの納期で進めている。