新居浜市は、1月23日に開いた第4回市民文化センター基本計画策定委員会(委員長・横川明英新居浜商工会議所会頭)で基本計画案を提示した。同計画案は2月に行うパブリックコメントの手続きを経て、3月の第5回委員会で決定する見通し。
現在の大ホールがある本館(鉄筋コンクリート造2階建て延べ5219平方b)、中ホールのある別館(鉄筋コンクリート造4階建て4620平方b)の2棟を解体し、敷地中央に3階建て延べ約1万0300平方bの複合施設を建設する。2棟に分かれている大ホール(1163席)と中ホール(486席)に替わり、複合施設内に約1300席のメインホールとマルチスペースを整備する。現在別館がある敷地北側には、平面駐車場(300〜400台)を整備する。敷地として取り込む南側の中央公園には、児童センターなどを整備する。
市民文化センターは、2027年度に耐用年数を迎えることから建て替える。スケジュールについては、28年度に移転先にある施設の解体を含む整備工事に着手し、32年度の供用開始を目指す。総事業費は算定中。所在地は繁本町8ノ65。
基本計画策定業務は、日本総合研究所・いよぎん地域経済研究センター・矢野青山建築設計事務所による共同企業体「JRI・IRC・YA共同企業体」が担当。
提供:建通新聞社