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　富山市科学博物館展示更新計画検討委員会（委員長・青木一真富山大学教授）の第４回会議が３０日、科学博物館多目的学習室で開かれ、展示更新計画案について２月中に策定し、公表することが報告された。会議後の会見では、２０２４年度から事業がスタートするが、各期の展示内容が特殊なため、それぞれ設計・施工一括方式で発注することを明かした。
　計画案（１期／年）による主な展示内容は▽第１期　サイエンス・ラボ（仮称）▽第２期　アンキロサウルス類骨格複製標本など▽第３期　階段の壁面デザイン、波の実験装置など▽第４期　高山の気圧体験型装置など▽第５期　波のディスプレイ、しんきろう体験型展示など▽第６期　ドーム型観察室、固定型望遠鏡−。天体観察機能は、城南公園内に小型のドーム型観察室１棟と固定型望遠鏡を設置。プラネタリウムと連携させる。
　会議では能登半島地震発生を踏まえ、委員から「防災意識を高めるような企画展示を」「地震だけでなく水害についても周知する展示を」などの意見が相次いだ。パブリックコメントの意見と市教育委員会の考え方も報告された。