福島建設工業新聞社
2024/01/31
【福島】総延べ8.4万㎡で計画/福島国際研究教育機構
福島国際研究教育機構(F-REI)の施設基本計画が決定した。浪江町川添地区の16.9haを連携・交流、研究支援、研究施設(一般)、同(実験)の4ゾーンに分け、総延べ約8万3900㎡の施設群を整備する。
各主要施設の延べ面積は①本部施設約8600㎡②本部機能支援施設約7500㎡③図書・情報施設約4700㎡(うち図書室500㎡、サーバー室1200㎡)④講堂・ホール約5200㎡⑤短期宿泊施設約7800㎡⑥研究実験施設約4万3500㎡⑦その他(中央監視施設、廃棄物処理施設、受変電施設等)約6600㎡。研究施設(実験)ゾーンに当たる高度な研究活動が行われる固有実験室については規模を定めず、設置する機器の仕様に合わせて算出する。
連携・交流ゾーンに入る本部施設には執務室、会議室等3600㎡程度、本部機能支援施設には福利厚生諸室(食堂、喫茶室、売店等)2800㎡程度、広報・展示室1400㎡程度を設置する。
研究支援ゾーンには短期宿泊施設23㎡×150室を見込み、一時的な滞在が可能な個室も配置する。研究施設(一般)ソーンとなる研究実験施設内の一般研究・実験室は340㎡×50室程度。近接して研究共用機器スペース約5700㎡を置く。スペース内の床版積載荷重水準は1万1800N/㎡)とする考え。ほかにも研究交流スペース(50㎡×16カ所程度)、産学連携交流スペース(150㎡×20室程度)も設ける。
主要施設に再生可能エネルギーや水素等グリーンエネルギーの活用を検討し、ZEB-Ready以上を目指す方針。
このほか車両動線について北東、南東、西側に各1カ所ずつ出入口を設け、本部施設に近い北東側をメインゲートとする。構内通路は研究施設や連携・交流ゾーンなどの4つのゾーンを接続する環状通路と、各ゾーンに進入する放射状通路で構成する。
政府の2024年度予算案でF-REI施設関係に約36億円を充て、施設の基本・実施設計、敷地造成に向けた準備工、用地取得などを行う。施設は復興庁の設置期限(30年度末)までに順次整備し供用を開始する。施設建設は用地取得の進捗や造成工事との調整が必要なため、工区を設定して段階的に進める。