日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/01/23
【埼玉】荒川下流事務所、ドローンの実証実験を開く
荒川下流河川事務所は18日、荒川下流河川事務所周辺の荒川河川上空でドローンの実証実験を行った。当日は、ロジクトロンとSORABOTが参加。ドローンポートと連携した河川巡視実証実験を実施した。
ドローンを活用した河川巡視を行う上でより省力化・効率化を行うためには、1人で複数のドローンを運用する必要がある。さらに、ドローンポートの活用で操縦者の派遣が不要になるため、よりドローン運用の効率化を進めることが可能としている。
今回の実証の中で、実際に1人でドローンポート活用を含め、複数(2台)のドローンを飛行させ、河川巡視におけるドローン活用の有効性確認を調査した。
実験では、荒川下流河川事務所の災害対策室を管制室として、ドローンを遠隔で操作。また、岩淵緊急用船着場にドローンポートを置いて離着陸をテストした。
参加したSORABOTの奥村英樹CEOは「2機同時の航行が可能なことが確認できて良かった。運用面に関しては、操作する人の教育面などについて今後の課題となる」と話した。