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北陸工業新聞社
2024/01/29

【石川】きょう3社がプレゼン/松陽中学校校舎整備設計/小松市のプロポ

 小松市は、大領町地内「市立松陽中学校校舎整備事業設計業務」の公募型プロポーザル競技について、プレゼンテーション審査を29日に実施する。1次審査(書類審査)を通過した3社が参加し、独自のプランを提案する。審査委員は金沢工業大学建築学科教授の蜂谷俊雄氏などが担う。
 既存校舎の規模は、RC造4階建て延べ約4800平方メートル。計画によると、既存校舎に接続する形で新校舎を増築するとともに、既存校舎では機能復旧などの大規模改修を行ない、特色のある教育環境の実現を図る。今回の内容は基本・実施設計業務(建築設備や外構、植栽、解体などの工事を含む)。契約期間は6月上旬から25年2月下旬までを予定。25年度に前面の市道付け替え、26年度から新校舎の建設工事に着手する見通しだ。概算工事費は約26億5000万円(税込み)を見込んでいる。
 同中学校の古い棟は、築後55年以上が経過している。校舎は補強が施されているが、経年劣化により、施設・設備の老朽化が進んでいる。生徒数の増加を踏まえた早期の環境改善に取り組むため、市はプロポーザル競技によって広く技術提案などを募集し、創造性や技術力・問題解決に優れた設計者を選定することにした。2月中に受託候補者を決定する予定。

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