建通新聞社
2024/01/29
【大阪】曽根崎警察署建て替え 基本設計を2月に早期公告
大阪府は、曽根崎警察署の建て替え事業で、2024年度から予定している基本設計業務を、早期発注案件として2月末までに公告する予定だ。公募型プロポーザル方式で発注する計画。築後50年が経過し、老朽化や浸水対策に課題があるため、現地建て替えを実施する。
現庁舎の規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造地下3階地上11階建て延べ1万3477・48平方b。所在地は大阪市北区曽根崎2ノ16ノ14。
基本計画の策定を日本設計(大阪市中央区)が担当しており、その中で、敷地与条件の整理や新庁舎の規模などについて検討している。バリアフリー化やZEB化については、「大阪府福祉のまちづくり条例」や「大阪府地球温暖化対策実行計画」に沿って対応する方針だ。
24年度の大阪府警察の当初予算要求では、曽根崎警察署建て替え事業費に3億2687万8000円を要求。財務部財務課長査定で満額が認められている。また、建て替えに係るCM(コンストラクションマネジメント)業務費として限度額5474万7000円(24〜25年度)の債務負担行為の設定を要求している。CM業務は、24年度中の発注を予定しているが、詳細な時期は未定としている。
24〜26年度に基本・実施設計、26〜30年度に旧庁舎撤去・建設工事、24〜25年度に仮庁舎の設計と工事、31年度に仮庁舎の撤去を行う予定。