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日刊建設タイムズ社
2024/01/23

【千葉】25年度に工事発注予定/新庁舎整備の実施設計公告/工期は2か年以上想定/八千代市

 八千代市は、設計施工分離発注方式(従来方式)による新庁舎整備に伴い、庁舎建設および既存倉庫3棟解体の実施設計業務委託の制限付き一般競争入札を22日に公告した。2月21日から26日までの入札期間などを経て、26日のうちに開札に至る。委託期間は2025年3月31日まで。設計コンセプトや外観イメージなどは、基本設計の内容を踏襲する。順調に推移すれば、25年度に一般競争入札で建設・解体工事を発注する。総合建設業者などへのヒアリング結果を踏まえ、2か年以上の工期を想定している。
 12月補正予算では、新庁舎建設事業の23〜26年度の4か年継続費を変更。23年度分から5939万3000円を減額し、24年度分に3億6634万8000円を増額。総額90億1066万1000円とした。
 建設地は、大和田新田312―5の市役所敷地内。敷地面積は2万5017・28u。敷地内には、既存庁舎(本庁舎旧館・新館・別館)、上下水道局庁舎、多目的棟、福祉センター、各種倉庫、来庁者用・公用車用駐車場がある。
 整備に伴い、既存倉庫3棟を解体する。既存倉庫はS造平屋建てで、床面積約30uが2棟、同約5uが1棟。
 新庁舎は、S造5階建て、建築面積約4015u、延べ床面積約1万3089uの計画。そのほか、S造平屋建て、建築面積・床面積約152uの公用車車庫とS造平屋建て、建築面積・床面積約24uの廃棄物保管庫を整備する。
 23年6月19日にデザインビルド(DB)方式による新庁舎建設工事の総合評価落札方式一般競争入札を公告したが、参加者辞退により不調となった。辞退した参加者を含む総合建設業者5社に対してヒアリングを実施した結果、5社のうち4社が従来方式による再公告を希望したことから、方針転換した。k_times_comをフォローしましょう
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