台風7号で被災した鳥取市用瀬町別府の国道482号について、鳥取市佐治町現地事務所は鋼管杭打設工事の設計図書をまとめている。概算工事費は4億円で県庁本庁からの発注となる。同事務所では今月末にも設計図書を本庁に送る見込み。
現地は台風7号によって路体が大きくえぐられ崩壊。現在は片側交互通行となっている。先行工事は発注済みで、引き続き鋼管杭打設に着手する。
工事内容は復旧延長77b、鋼管杭打設69本。工期は今のところ300日程度を想定しており、「打設は年内完了を目指す」(同事務所)としている。
設計図書送付後のスケジュールは、2月中旬に本庁から土木一般A級(JV)で公告、3月中旬にも開札するもよう。
また同事務所では、鋼管杭打設の工事が完了するころに河川護岸や道路舗装などの工事を発注する計画だ。
日刊建設工業新聞