夏までには着工予定 鳥栖市は24年度、同市宿町の市民相撲場および市民弓道場の2施設に関して、長寿命化のための大規模改修を実施する。施工箇所は屋根や外壁、内装などで、本年度は実施設計を実施した。入札時期は未定だが、夏までには着工を予定しており、予算計上に向けた準備を進めている。
今回の改修は、公共施設中期保全計画に沿ったもの。市民相撲場が共用開始から34年、市民弓道場は27年が経過しており、両施設共に今回が初の大規模改修だ。
施設規模は、市民相撲場が延床面積224平方b、市民弓道場が延床面積388平方b。市民相撲場に関しては、管理棟が付随し、こちらも今回の改修箇所に含まれる。
改修内容は▽屋根防水改修▽外壁改修▽内装改修(天井・壁・床など)▽電気設備改修(照明・コンセント・受電盤・放送設備など)▽給排水設備改修―となっている。工期は両施設共に半年程度を見込む。
入札時期と事業費に関しては未定。市スポーツ振興課によれば、現在は予算編成に向けた準備を進めているという。
中期保全計画策定当初は、市民相撲場が900万円、市民弓道場が2900万円と見積もっていたが、資材の高騰などの影響で、これよりも高額になる可能性が高いと思われる。