一般社団法人新潟市建設業協会(福田勝之会長)は19日、2024年新年祝賀会を新潟市中央区のANAクラウンプラザホテル新潟で開いた。会員企業の代表や来賓を合わせて約140人が参加し、新たな1年の飛躍を誓った。
冒頭、1日に発災した能登半島地震における被災者に対して黙とうをささげ、1日も早い復旧・復興を願った。開会のあいさつに立った福田会長は「資材の高騰等により経営環境は一段と厳しさを増しているが、生産年齢人口が減少する今、私ども建設業は次世代を担う若者たちが未来への希望を託し安心して働くことのできる魅力ある産業となることが重要」と述べた。その上で「会員の皆様には地元から愛され、信頼される企業であり続けていただきたい」と語った。
来賓祝辞では、朝妻博新潟市副市長(市長代理)が「都心エリア(にいがた2km)ではビルの建て替えや企業進出が活発化するとともに、拠点性向上につながる万代島ルート線や新潟西道路など順調に進んでいる。今後も政令市新潟のさらなる発展のため、活力あるまちづくりを進めていくので、引き続き皆様からのお力添えをお願いしたい」と述べた。
その後、皆川英二新潟市議会議長が声高らかに乾杯の発声を行った後、参加者は親睦を深めた。