観音寺市は、新しく整備する道の駅の機能などを決めるために第2回市民検討委員会作業部会を開き、第1回作業部会で出た意見や市民アンケートの調査結果などを整理した。2月に予定している第3回作業部会で、今回の部会でまとめた意見を基に導入機能に関する原案を作成し、市民検討委員会に提出する考えだ。
今回の作業部会では、第1回作業部会で提案があった機能である市民団体の集約拠点やレンタルサイクルバイク、避難所、高速バス発着場、温泉またはシャワー施設などに加えて、市民アンケートの調査結果として出た「パン・お菓子直売所」や「農産物直売所」、高校生ワークショップで出た「総合コンシェルジュの新設」などの意見をまとめた。
同道の駅は、ちょうさ会館(豊浜町姫浜982ノ1)付近のエリアを建設候補地に決めており、道路管理者と市町村などで整備する「一体型」で新設する。敷地面積は4f以上を想定。市民が日常利用できるドッグランや全天候型遊具の他、観光客向けの宿泊施設やレストラン、産直市場などの整備を検討している。整備スケジュールについては、25年度から基本・実施設計、27年度から建設工事に着手し、28年度中の施設完成を計画。基本計画はパシフィックコンサルタンツ四国支社(高松市)が担当している。
提供:建通新聞社