津幡町議会全員協議会は19日開かれ、町側は査定中の2024年度当初予算案の概要を報告した。現時点での一般会計は前年度比5・3%増の153億805万円となっており、主要事業には条南小のエレベーター棟建設を盛り込んだ小中学校バリアフリー化整備費2億5417万3000円などが計上された。
小中学校バリアフリー化は条南小のトイレ改修工事、各校のトイレ改修実施設計も予定している。IRいしかわ鉄道津幡駅の東口周辺整備には2億4001万円を配分。昨年7月の豪雨災害関連では道路や河川、農業用施設、林道の復旧費として補助、単独合わせ9億2048万円が計上される見通し。
5特別会計に4事業会計を合わせた予算総額は前年度比5・5%増の284億3789万7000円となっている。
この他の査定中の主要事業は次の通り。
▽中条東保育園の長寿命化工事実施設計174万9000円▽鷹の松、鷹の松南墓地公園災害復旧8800万円▽町道津幡駅前線ほか町道整備1億1202万円▽平野第一橋ほか橋梁長寿命化補修7608万6000円▽小中学校の照明器具LED化実施設計3617万9000円▽総合体育館の外壁改修1億182万5000円▽津幡運動公園体育館照明器具LED化等1億1551万円