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日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/01/17

【埼玉】本庄市 ESCO事業で道路照明灯などLED化進める

 本庄市は、市が管理する道路照明灯や公園灯などをLED化を推進する。民間企業のノウハウや資金、技術力などを生かせるESCO事業として取り組む。事業費の限度額は1億9330万円を設定している。履行期間としては、工事を25年2月まで行い、ESCOサービスを同年4月1日から2035年3月末まで担う。
 市が管理している道路照明灯、歩行者用照明灯、公園灯、駅街路灯については、合計で1771灯あり、LED化率としては約40%(703灯がLED化済み)に留まっている状況。維持管理の省力化及び環境改善などに向けて出来るだけ早期に二酸化炭素排出量を削減を目指して事業を進める。
 現在、道路照明灯は607灯のうち142灯をLED化済み。歩行者用照明灯については、468灯のうち248灯をLED化している。公園灯は560灯のついては120灯をLED照明にしている。駅街路灯が136灯のうち、120灯がLEDになっている。
 公園内にあるトイレや管理事務所内の照明は対象外とし、駅については、トイレや駅建物内の照明は対象外となる。
 市では、公募型プロポーザルを公告しており2月14日まで申し込みを受け付け、最終的に3月下旬に審査結果を通知、4月下旬の契約締結を見込む。