全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　伊佐市は18日、５期計画で整備する新庁舎建設の２〜４期工事の建築本体に関する条件付き一般競争入札を公告した。３者ＪＶとし、代表企業は県の格付け建築Ａ級１５００点以上で「２０１４年度以降に５０００�u以上の庁舎や事務所」の施工実績等などが条件。構成員２は同Ａ級１０００点以上、構成員３は同ＡまたはＢ級−などを求める。予定価格は36億７０６４万６０００円（消費税抜き）。参加資格の審査申請書は２月22日まで受け付ける。
　建設地は大口里２８４５−１外。ふれあいセンター（Ｓ一部ＳＲＣ造４階建５９１１�u）の南側にあるアトリウム（吹抜空間）部分を解体し、庁舎の建設用地を確保した上で新築本体の整備に入る。基本・実施設計はシーラカンスアンドアソシエイツ・Ｄａｉ建築ＤＥＳＩＧＮが担当。増築部の規模はＳ造４階建６４９４．63�u、改修部はＳＲＣ造４階建４０２７．57�uとしている。
　建築の入札は３者ＪＶでの参加とし、代表企業は�@国内に本社・本店を置く県の建築Ａ級１５００点以上�A14年度以降に述べ５０００�u以上の庁舎や事務所を新築・改築、増築した施工実績−が主な要件。構成員２は県内に本社・本店を置く県の格付け建築Ａ級１０００点以上、構成員３は姶良・伊佐地域内に本社・本店を置く県の格付けＡまたはＢ級などとする。
　入札の参加申請（電子入札システム）は３月５日午後１時まで。入札書の受け付けは同21〜28日午前９時、開札は同28日午前10時から予定する。
　工事は５期計画のうち、▽２期＝ふれあいＣアトリウム解体等▽３期＝新庁舎本体整備▽４期＝ふれあいＣ大規模改修−を担う。仮契約後、議会の議決を得た日から起算して２日目から８９０日間を工期とし、本契約の締結時期は24年４月中を見据える。
　新庁舎建設２〜４期工事の発注は、設備分離（電気・機械）する計画。所管課によると、現時点でその公告時期は24年度の早期を見込む。建築本体と同様に３者ＪＶでの参加、地元業者に配慮した構成を考えている。