全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　二本松市は、二本松駅南地区整備に伴う造成地生活道路無電柱化事業に、県内市町村で初となる電線共同溝工事等包括委託契約を導入する。共同溝整備事業に関する工事・調整部分を送配電線管理者含むグループに一括することで数カ月の工事期間短縮を見込んでいる。東北電力グループとの委託契約を19日開会の市議会臨時会に提出し、議決後早期に契約を結ぶ考え。委託金額1億9099万9600円（消費税込）。
　今回の包括委託は、電線管理者を含むグループに共同溝整備工事と関連する電線管理者との調整を一括して行わせるもので、調整等の円滑化により工事期間の短縮が見込まれる。
　共同溝整備工事を電力グループのユアテック、電話線やＮＴＴ通信線引き込みに関する調整を東北電力ネットワークが担当する。各電線、通信線引き込みは電線管理者が実施する。共同溝は、二本松駅南地区整備事業で、市海道地内に新設する住宅団地（約1.4ha、38区画）の生活道路下に整備する555.2ｍ。設計は協和コンサルタンツが担当した。工期11月。