岡山市は1月16日、各部局からの2024年度当初予算要求額をまとめた。一般会計が23年度当初比9・2%増の3955億5600万円、特別会計が0・6%減の1980億6100万円、事業会計が0・8%増の775億1100万円となった。事業会計のうち、水道事業会計は、水道事業の運営経費の増で0・7%増の266億5600万円、下水道事業会計は、未普及対策推進事業の増により0・5%増の489億8300万円。国の予算や地方財政対策などの状況を踏まえつつ、政策的経費を中心に十分な検討を行い、2月中旬に当初予算案を公表する。
主な要求額は、岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業費32億8938万円、路面電車の延伸・環状化の事業計画作成に向けた検討2500万円、市街地再開発事業の推進46億7836万円、交通結節機能強化(高島駅南口駅前広場、上道駅南口エレベーター整備等)3億8638万円、道路ネットワークの充実・強化43億3820万円、子育て環境の施設整備事業32億8722万円、学校特別教室空調設備整備事業49億7787万円、学校給食施設再整備事業1億8032万円、新教育研究研修センター整備事業4706万円、岡山中央中学校区公民館整備事業11億5882万円、下水道・河川等による浸水対策事業23億8173万円、新庁舎整備事業118億1790万円、新庁舎周辺施設整備事業2648万円、道路施設の長寿命化事業22億1453万円、水道施設・管路耐震化等更新事業84億5110万円、下水道施設の耐震化・再構築(リノベーション)事業27億5480万円、消防署所適正配置事業4億4397万円など。
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提供:建通新聞社」