県土整備部は公共工事の設計積算に使用する「土木工事実施設計単価」を一部改定し、10日以降の起工決裁から適用を始めた。燃料類に上昇傾向が見られる。
今回改定の「1月単価」は、建設物価調査会の建設資材価格調査報告書による実勢単価と、「建設物価(1月号)」をもとに見直した。
軽油、灯油、ガソリンなど燃料類が上昇に転じ、1%〜3%値上がり。また、コンクリートブロックは、災害復旧工事などに使われる大型積みブロック「エコブロック」の単価を新規掲載した。
このほか、リグラス(八頭町宮谷)が鳥取市福部町栗谷で運営する民間残土受け入れ地を登録更新し、建設残土投棄料を掲載した。
主な変動資材は次の通り。カッコ内は変動率
▼ストレートアスファルト針入度60〜80=1d当たり4000円下落(マイナス3・3%)▼ゴム入アスファルト=1d当たり4000円下落(マイナス2・5%)▼インターロッキングブロック各種=1平方b当たり500円上昇(12・8%〜14・7%)▼軽油・小型ローリーパト給=1g当たり2円上昇(1・4%)▼軽油・船舶用小型ローリー=10g当たり20円上昇(2・1%)▼灯油・業務用小型ローリー=1g当たり3円上昇(3・0%)▼ガソリンレギュラースタンド=1g当たり2円上昇(1・3%)▼コンクリートブロック各種=エコブロック同等品を新規掲載
日刊建設工業新聞