富山市は16日、2023年度一般会計で23億6488万6000円の補正予算を専決処分したと発表した。このうち能登半島地震による被災者支援や災害復旧などは12億291万円で、災害対応の専決処分額としては過去最大規模となる。藤井裕久市長は「今後も必要に応じて補正予算を編成するとともに、現在協議中の24年度当初予算と合わせて切れ目なく対応していきたい」とコメントしている。
主な内容は次の通り。
▽漁港施設災害復旧工事等 9600万円
▽道路災害復旧工事等 2億400万円
▽道路維持補修委託等 1億9060万円
▽公園施設災害復旧委託等 1億3670万円
▽河川水路災害復旧委託 8000万円