建設新聞社
2024/01/17
【東北・宮城】仙台市岩切に4棟延べ約25.5万uの物流倉庫建設
フジタ東日本開発事業部(増山祐一執行役員事業部長)は、仙台市宮城野区岩切で計画している「(仮称)岩切物流施設新築計画」について、環境影響評価方法書の縦覧を開始した。
建設用地は整備中の「仙台市岩切山崎今市東土地区画整理事業」の区域内。同事業は流通業務施設用地となる予定で、交通利便性を活かした物流拠点の形成に寄与することを目的とした物流倉庫の建設を計画している。
区画内の45街区、46―1街区、46―2街区、47街区に4つの倉庫、総延べ25万5200平方bを建設する。いずれもフジタが開発した、柱がRC造で梁をS造とする混構造のFSRPC造を採用。
45街区は敷地約4万5300平方bで、4階建て、延べ約9万0600平方bを建設。工期は2025年9月から27年3月を予定。46―1街区は敷地約2万8800平方bに4階建て、延べ約5万7600平方bを建設。工期は26年4月から27年9月まで。46―2街区は敷地約9500平方bに4階建て、延べ1万9000平方bで建設。工期は26年4月から27年9月。47街区は敷地約4万4000平方bに4階建て、延べ約8万8000平方bで建設。工期は26年9月から28年4月までとしている。
なお、建設用地の近接地には仙台貨物ターミナル駅の移転計画地もあり、32年度までに整備完了する計画だ。
提供:建設新聞社