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　京都府はこのほど、令和５年度「府民協働型インフラ保全事業」について、２次募集の応募・採択状況を明らかにした。
　府民協働型インフラ保全事業は、府が管理する道路や河川、建物等のインフラにおいて、府民が日頃から感じている身近な改善箇所を公募し、地域や市町村からの要望とともに、事業箇所を決定する府民参加型の公共事業の手法。
　令和５年度の２次募集（令和５年９月１日〜10月31日）は、全体で６４９件の応募があり、このうち５０７件を採択した。
　地域別でみると、京都市域は応募８件・採択５件、山城地域は応募１０８件・採択90件（乙訓が応募26件・採択21件、山城北が応募33件・採択31件、山城南が応募49件・採択38件）、南丹地域は応募１２３件・採択94件、中丹地域は応募１７０件・採択１３１件（中丹東が応募１０４件・採択80件、中丹西が応募66件・採択51件）、丹後地域は応募２３２件・採択１７９件、港湾局は応募８件・採択８件、大野ダムは応募０件・採択０件《＝表参照》。

京都市域は５件を採択

　京都市域の２次募集分の採択された提案は次の通り（▽提案施設＝提案内容）。
　【安心・安全整備】
▽宇多川（京都市右京区太秦西裏町）＝道路の改善、河川の堆積物の除去
▽細野川（京都市右京区京北細野町東ノ垣内）＝護岸整備
▽細野川（京都市右京区京北細野町東ノ垣内）＝浚渫
▽田原川（京都市右京区京北田貫町下新田）＝護岸整備
▽田原川（京都市右京区京北田貫町）＝護岸補修
▽細野川（京都市右京区京北細野町長野区）＝護岸整備