トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

秋田建設工業新聞社
2024/01/12

【秋田】鳥海ダム本体建設1期をWTOで公告/基礎掘削やCSG打設等を1,634日で推進

 東北地方整備局は、鳥海ダム本体工事(第1期)をWTO案件で公告した。4月17日に開札する。本体基礎掘削約845,000㎥、材料採取工約3,596,000㎥、CSG打設約116,200㎥、コンクリート打設約109,000㎥などを実施。5月22日までに着工し、1,634日間(約4年5カ月)の工期で進める。参加要件は単体または特定建設工事JVで一般土木工事1,200点以上。

 鳥海ダムは、洪水被害の軽減や水道用水の供給のため、由利本荘市鳥海町百宅で建設する堤高81m、堤頂長380.4mの台形CSGダム。総事業費は約1,990億円で14年度の完成予定。現在、左右岸上部の掘削と仮締切工事を進めている。

 単体またはJV代表者に求める施工実績は、平成20年4月1日以降に元請けとして◇特殊な構造物の河川管理施設等の認定を受けた台形CSGダムの本体工事 ◇堤高60m以上の重力式コンクリートダムの本体工事 ◇堤高30m以上の重力式コンクリートダムの本体工事かつ、JVの代表者以外の構成員として堤高60m以上の重力式コンクリートダムの本体工事―のいずれか。

 また、代表者以外の構成員には、平成20年4月1日以降に◇特殊な構造の河川管理施設等の認定を受けた台形CSGダムの本体工事 ◇堤高30m以上の重力式コンクリートダムの本体工事―が求めている。

 1期工事の後に行われる第2期工事ではCSG打設約308,000㎥、コンクリート打設約133,000㎥、基礎処理工L約23,000mなどを実施する予定。



提供:秋田建設工業新聞社