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　新潟県建築士会（田中隆司会長）、新潟県建築士事務所協会（本間裕之会長）、新潟県設備設計事務所協会（中野元会長）、新潟県建築設計協同組合（長橋鉄雄理事長）の建築関係４団体による新春賀詞交歓会が５日、新潟市中央区の白山会館で開かれ、希望ある１年となるよう祈念した。
　この日は会員や来賓など約１４０人が出席。冒頭、元日に発災した能登半島地震における被災者に対し黙とうをささげ、１日も早い復旧・復興を願った。本間会長は県内で甚大な被害を及ぼした新潟市西区や、糸魚川市内での応急危険度判定を行うとした上で「来年１０月に建築士事務所全国大会が新潟で開催され、約１８００人が参加する。ぜひとも協力していただきたい」と話した。
　来賓の中原八一新潟市長は「１日も早く回復できるよう全力を尽くす。新潟駅バスターミナルや観光センターも出来る。（７月には）佐渡の世界遺産登録など交流人口の活性化に努める」と決意を示した。岩村良一県議会議員は地震により断水、停電などの復旧に当たった関連業界に感謝の意を表しつつ「経済を活発化させ、その余力を持って被災地支援をしてほしい」、県土木部の石塚元建築住宅課長は「ブロック塀の被害対応を啓発していく。引き続き県施設の維持管理等をお願いしたい」と協力を求めた。
　続いて田中会長、長橋理事長、中野会長をはじめ、たかだの高田政俊代表取締役の４人が登壇し、田中会長の音頭で手締めを行い、新たな門出を祝った。