愛媛県は、西条総合科学高校(仮称)の新館(新校舎)新築設計をシアテック(新居浜市)、地質調査をアースコンサルタント(松山市)にそれぞれ委託した。県立学校振興計画に基づき小松高校と東予高校、丹原高校を統合して東予高校の敷地に西条総合科学高校(仮称)を設置するため、新校舎の基本・実施設計と地質調査を行う。
統合に伴い不足する普通教室や総合学科と家庭科に必要な実習教室などを配置する校舎を建設する。計画規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ3800平方b程度。廃止しているプール棟(鉄筋コンクリート造2階建て延べ252平方b)を解体し、その跡地などに整備する。
東予高校の現状は工業科3学級(1学級当たりの定員は40人)。統合後は農業科1学級、工業科2学級、家庭科1学級、総合学科(総合進学産業マネジメント)2学級を設ける。順調なら23年度末までに新校舎の基本設計を完了させる。24年度には上半期に既設プール解体の発注と新校舎の実施設計を完了させ、26年度までの工期で新校舎を建設する。
建設地は西条市周布650。
提供:建通新聞社