倉敷市は、児島地区の赤崎小学校区に地域密着型特別養護老人ホーム29床を確保するなど、2024〜26年度の福祉施設整備計画を第9期高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画の素案に盛り込んだ。パブリックコメントなどを経て24年3月にも成案とする。施設整備に当たっては整備事業者を募集する予定。
計画では、25年度に児島地区の赤崎小学校区に地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護施設(地域密着型特別養護老人ホーム)を29床、市内全域を対象に看護小規模多機能型居宅介護施設1カ所を整備する。
26年度に市内全域を対象に認知症対応型共同生活介護施設(認知症対応型グループホーム)2ユニット、定期巡回・随時対応型訪問介護看護施設1カ所、混合型特定施設入居者生活介護施設80床を整備する。
今後ますます高齢者の数や高齢者独居世帯・高齢者夫婦のみの世帯が増加するなか、高齢者が要介護状態になっても可能な限り住み慣れた地域で自立した生活を営むことができるよう、医療、介護、介護予防、住まい、自立した日常生活の支援が包括的に確保される「地域包括ケアシステム」の構築に努めるとともに、各日常生活圏域ごとの整備状況を考慮しながら施設整備を行う。
小学校区を基本に、地域の実情に応じて26の日常生活圏域を設定している。
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提供:建通新聞社」