日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/01/05
【埼玉】埼造協、協会版「環境から始めるSDGs取組のすすめ」を作成
埼玉県造園業協会(渡邉進会長)は、同協会版の「環境から始めるSDGs取組のすすめ」を作成した。会員が造園業者としてすぐに取り組めるSDGsや、「埼玉県環境SDGs取組宣言企業制度」に宣言する際の参考になるもの。事業委員会(遠藤征矢委員長)が中心となり、県環境部環境政策課と連携してまとめた。
内容は、「SDGs活動を目指して」「SDGsは私たちに関係するのか?」「造園業業界の環境SDGs活動のヒント」などで構成。最後に、八雲造園(三枝和男社長)の取り組み事例が紹介されており、その中で、SDGsを取り入れたメリットや他社へのアドバイスを行っている。
県は、環境分野のSDGsのゴール達成に向けた取り組みを宣言し、一定の要件を満たす企業等の取り組みを県ホームページ等で発信し支援する「埼玉県環境SDGs取組宣言企業制度」を推進。この宣言を行うことで、県建設工事の入札参加資格の格付に5点が加点されるメリットがある。