長岡技術科学大学は12月28日、「長岡技術科学大学(上富岡町)リージョナルGXイノベーション共創センター(仮称)新営工事」をWTO(政府調達協定)対象の施工体制確認型総合評価落札方式による一般競争入札で公告した。
申請書および資料は25日まで受け付ける。主な資格は建築一式工事1200点以上であり、2008年度以降にRC造またはS造延べ1500平方メートル以上、用途が事務所・庁舎、校舎・研究施設・図書館、宿舎・研修施設、病院、会館・集会施設・体育館の新営工事の元請完成実績など。
建設規模はRC造3階建て延べ3000平方メートル(建築面積1000平方メートル)。主要な資機材はコンクリート約3300立方メートル、鉄骨約140・0トン、鉄筋約460トン、板ガラス約650平方メートル。場所は長岡市上富岡町1603−1。開札は3月13日に行われ、工期が6月14日(計画変更承認申請が認められた場合は25年3月21日)まで。
全国の地方のGX(グリーントランスフォーメーション)推進のための研究拠点を整備するもので、新しい技術やアイデアから社会的意義のある新たな価値を総合し、社会的に大きな変化をもたらす自律的な人や、組織、社会の幅広い変革を地方から発信。加えて、化石燃料などから脱炭素ガスや太陽光・風力発電といった再生可能エネルギーに転換して、経済社会システム全体の変革を目指している。設計は、環境デザイン研究所(東京都港区六本木5丁目)が担当。