日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/12/25
【埼玉】関東地整 首都直下地震防災訓練を開催
関東地方整備局は21日、2023年度首都直下地震防災訓練を実施した。発災初動期から発災後12時間経過後までの対応の確認を目的とした。当日は、第1回本部会議を公開し、各班からの情報共有を行った。
訓練の発生日時は、2023年12月21日午前9時30分ごろで、震源地は東京23区、震源の深さ20qで、地震の規模はマグニチュード7・3を想定した。
会議では、各班の対応状況の報告を行った。総括班は、一般被害情報や管内の被害調査状況などを報告した。
企画班は関東地整ホームページの災害情報の公表や災害対策用機械の派遣・準備状況を説明した。後方支援班は、職員の安否情況や庁舎・宿舎の点検の状況を話した。
建政班は、国営や自治体管理の公園、下水道、宅地、公営住宅について情報を共有した。
河川班からは、ダムや土砂災害、河川について被害情報を共有した。
道路班は、国管理道路のパトロールやCCTV確認を行った。
また、TEC−FORCE総合指令部による支援要請などを確認した。