日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/12/25
【埼玉】県都市整備部・24年度に長期未供用地の県営公園指針策定へ
県都市整備部は、一部県営公園を対象に、必要に応じて都市計画を見直すためのガイドラインを策定する。年明け1月をめどに、第1回検討委員会を開き、2024年3月には第2回検討委を開催する考え。24年度に入り第3回検討委を行い、その後、都市計画審議会、県議会の県土都市整備委員会へそれぞれ報告。パブリックコメントを経て、24年度中にガイドラインを策定する方針。
人口減少、少子高齢化や土地利用が変化する中で、公園として長年都市計画決定したまま、開設に至っていない都市計画決定から20年以上経過しているが開設していない区域で、用地未買収区域、河川区域、用地取得済みながら工事未実施区域を含めて長期未供用地がある。そこで、長期未供用地のあり方を検討し、ガイドラインを策定することにした。
県営公園の現状としては、未供用地が約420haある。都市計画決定から20年以上経過し、未供用地があるのは戸田公園、さきたま古墳公園、みさと公園、吉見総合運動公園など19公園となっている。