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　埼玉県建設業協会青年経営者部会（田部井俊一部会長）は14日、東京ビッグサイト（江東区）で開かれた建設ＤＸ展を訪れた。各ブースを回り、先端技術の説明を聞いた。またインフラＤＸ大賞で国土交通大臣賞を受賞した金杉建設の吉川祐介社長が講師を務めたセミナーを聴講。吉川社長は青経部会の相談役を務めている。
　当日は田部井部会長ら18人が参加。見学後、「最近のＤＸ化のスピードを肌で感じることができた。一企業として、その波にただ乗るだけでなく、しっかりと舵を取りながら進んでいくことが大事」との声があった。　吉川社長の講演は「建設現場におけるＤＸ推進とその活用事例」と題して行われた。ＤＸ導入のベースにある経営観を伝え、経営者がＩＣＴに投資することの意義を唱えた。同社は建機・測量機器を自社保有し、ＩＣＴを内製化することで生産性を上げ、高品質の施工につなげている。