4階建て延床5544平方b 工期は16カ月間見込む 吉野ケ里町はこのほど、2024年12月の着工を目指す統合庁舎整備事業に関して、その基本設計案を公表した。統合庁舎は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨)の4階建て、延床面積は5544平方bで、建設予定地は同町吉田の三田川北部共同乾燥施設跡地。工期は24年12月―26年3月末までの16か月間を見込む。
計画によれば統合庁舎の敷地面積は約3700平方b(拡張予定あり)、建設面積は1990平方b。庁舎本体は最高高さ19・5b、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨)4階建て、延床面積は5544平方b。敷地の南側には県道吉野ヶ里公園線、東側には町道鳥ノ隈線が通る。
各階ごとに見ると、町民利用頻度の高い住民課や福祉課などが配置される1階部分が床面積1672平方b。専門性の高い税務課や会計課、町長室などが配置される2階部分が床面積1721平方b。床面積1115平方bの3階部分には、学校教育課や建設事業課などに加えて集密書架を設置する。
また4階部分に関しては、独立性を確保するため議場など議会関連施設を集約する。床面積は1036平方b。
事業の今後のスケジュールについては、合併特例債の活用期限があるため、工期を考慮すると24年12月には建設工事に着工する必要がある。町は事業者選定を24年9月から11月末にかけて行う予定だ。