建設新聞社
2023/12/25
【東北・福島】奥村組JVに決定/クリーンセンターふたばの埋立処分
環境省福島地方環境事務所は、「令和5年度から令和7年度までのクリーンセンターふたば埋立処分等工事」を51億8000万円で奥村組・大林組・株木建設JVに決定した。
WTO・施工体制確認型総合評価落札方式を適用し今月12日に開札。応札は同JVのみだった。
クリーンセンターふたばは、福島県大熊町小入野東大和久地内の管理型最終処分場(オープン型)で埋立容量が約50万立方b、埋立面積が約4万5000平方b。施設内には同省がセメント固型化施設や不燃物封入施設を設置し、中間貯蔵対象外となる放射性濃度10万ベクレル/`c以下の特定廃棄物の埋立処分を行っている。
工事内容は埋立処分(固形化物4800袋、主灰・不燃物3万0720袋)、セメント固型化(4800袋)、不燃物封入(7800袋)、廃棄物運搬(2万6739袋)、灰保管施設解体撤去(S造テント500平方b、テント膜材5000平方b)など。工期は2026年3月31日。
提供:建設新聞社