建設新聞社
2023/12/22
【東北・山形】現代建築研究所で基本設計/庄内余目病院の移転改築
医療法人・徳洲会の庄内余目病院(山形県庄内町松陽1の1の1 寺田康院長)は、現病院施設の移転改築を計画し、現代建築研究所(東京都新宿区)に基本設計を委託している。施工者選定の時期は未定だが、新病院完成は2027年の見通し。
同病院は1991年に開院し、現院はRC造6階建て、延べ1万7962・22平方b規模となっている。施設の老朽化により、山形県庄内町内での移転改築を計画していた。このほど移転計画先となった予定地は、現病院の隣接地となる農地とする考えで、計画ではRC造4階建て、延べ2万4000平方bの新病院を建設予定。病床数は看護師不足で休止していた急性期医療42床の復活や高度急性期医療20床の新規整備などを計画に盛り込み、急性期病棟は計182床、高度急性期病棟は324床とする。
在宅や介護施設からの高齢者2次救急の受け入れ病院として、庄内町などの地域医療の中心としての役割を果たしていく考えだ。
提供:建設新聞社