建設新聞社
2023/12/22
【東北・秋田】卸売市場PFI可能性調査の意見書募集
秋田市は、卸売市場の改築に関するPFI可能性調査を行うため、意見書の募集を開始した。
意見書の締切りは2024年1月15日まで。意見のあった民間事業者に対し、PFI方式などの導入の可能性、工期短縮や事業費の縮減、余剰地の活用などの具体的な提案について対面またはオンラインで1月19日から2月末まで聞き取りを行う。結果公表は3月下旬の予定。
このほどまとめた基本計画骨子案によると、主な施設の延べ面積は青果棟1万1700平方b、水産物棟1万0110平方b、花き棟2850平方b、管理棟3360平方b。建設を検討していた立体駐車場は設けない。
検討中の一部施設を除き、総事業費は120億8425万6000円。設計費は2億1714万円、工事費は94億0691万4000円、解体設計費は6867万3000円、解体費は22億8910万2000円を試算している。
基本計画は24年6月までの期限で地域計画建築研究所で進めており、同月の市議会で計画案を説明する。
現在のところ、DBまたはDBOの事業者を24年度第2四半期から25年度第3四半期にかけ選定する予定で、以後設計に入り26年度で終え、27年度からローリング方式で改築する。
提供:建設新聞社