日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/12/21
【埼玉】東松山消防高坂分署、来年度予算に設計費
東松山市と比企広域市町村圏組合は、東松山消防署高坂分署の移転・新築を推進する。組合側は、2024年度当初予算案に新分署の設計業務委託を計上する見通し。市が負担金を拠出して全体の事業費を賄う。24年1月中には移転先用地の地権者らと契約を結ぶとみられる。
現在の高坂分署(東松山市宮鼻860−15)の機能を同市西本宿地内に移す。水害の恐れが低い地域から、民有の複数農地を移転先に選定。地権者らとの合意形成が進んでいる。年明けの1月中には契約締結を終えたい考え。
新分署の詳細な施設規模は24年度の設計で決めるが、東秩父分署と同程度(2階建て、延べ床面積約450u)を想定している。工事は25年度に行う。設計・施工いずれも組合主体で入札手続きを進める。
本年度の移転用地測量業務は彩栄設計(東松山市、電話0493−23−0432)が受託した。
現分署はRC造一部S造2階建て、延べ床面積604・71uの規模。