全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　砺波市は、市庁舎整備事業に関するサウンディング型市場調査の実施要領を公表した。
　参加対象は事業への参画に興味・関心がある法人および団体、そのグループ。申込書は２０２４年１月９日〜１５日に受け付ける。サウンディングは２月７日〜２２日に実施。結果は３月上旬に公表される。
　参画の形態、参画する場合の遂行能力・条件などについて意見を求める。テーマは次の通り。
▽位置について　現敷地または別敷地（チューリップ公園周辺の公共施設の活用含む）、事業期間、トータルコスト、別敷地を提案する場合は現敷地の活用提案
▽事業手法について　トータルコスト、設計期間と事業期間の短縮
▽参画の視点から考え得ること　ＺＥＢ化、民間収益事業が可能なサービス（食堂、コンビニ、自動販売機など）、公用車の管理運営、周辺公共施設の活用
　市庁舎整備に関する報告書によると、災害対応に必要なスペースを確保した上で、建設コスト、維持管理運営コストを低減するためコンパクトな庁舎を目指すとする。建設規模は現状面積以下の７４００平方メートル程度（健康センター含む）、敷地面積は２万平方程度メートルが想定される。事業規模は６３億７０００万円と試算する。
　スケジュールでは、２４年度に基本構想の策定に着手し、引き続き、基本計画を進めて２５年度末までにまとめる。発注方式により異なるが、工事期間は概ね３〜４年を見込む。