千葉市は15日、防災・減災・国土強靭化の推進および物価高騰への対応を図るため、第4回定例議会に下水道事業会計補正予算案第3号と一般会計補正予算案第7号を追加上程し、閉会日の18日に可決された。下水道事業会計では、下水道施設の耐震化・改築に14億4920万円を措置。内容は、管渠L3680m耐震化工事費6億4400万円、管渠浸水対策実施設計業務委託料および工事費2億6100万円、中央浄化センター躯体改築工事費2億5120万円、寒川雨水ポンプ場等施設耐水化実施設計業務委託料および結城野ポンプ場施設耐水化工事費1億5890万円、南部浄化センター等耐震補強実施設計業務委託料9910万円、水位等観測計画等策定業務委託料3500万円。
補正により、資本的支出について14億4920万円を増額し、総額を293億9168万9000円とした。
一般会計では、繰越明許費を変更。道路整備事業の繰越明許費は、都市計画道路東寺山町山王町線道路改良工事費1億2300万円を新たに追加し、総額2億9800万円とした。
交通安全施設整備事業の繰越明許費は、自転車走行環境整備に伴う市道中瀬幕張町線ほか5路線設計業務委託料および市道高浜3号線ほか4路線工事費8200万円を新たに追加し、総額3億9800万円とした。
橋梁維持事業の繰越明許費は、橋梁補修などに伴う稲毛陸橋歩道橋ほか3橋設計業務委託料および根崎橋(下り線)ほか2橋工事費4億3100万円を新たに追加し、総額6億4800万円とした。
そのほか、中小企業者に対するエネルギー価格等高騰対策支援金4億7600万円、幕張メッセ15―2デッキエスカレーター改修工事費2億8000万円、二級河川支川都川河道築造に伴う土質調査および工事費2億5800万円、公園3施設における遊具3基交換工事費4000万円を計上し、同額の繰越明許費を設定。都市計画道路塩田町誉田町線橋梁下部工工事費8300万円を計上し、既定の予算と合わせた1億1300万円に繰越明許費を定めた。
補正により100億5400万円を増額し、