東北地方整備局能代河川国道事務所は二ツ井今泉道路事業に関し、造坂一ノ渡地区道路改良と造坂根立場地区道路改良を一括審査で公告した。工期は一ノ渡が6年12月18日、根立場が同12月11日。いずれも年明け2月13日に開札する。また、5年度補正では同事業に6億円が配分されており、小繋今泉地区と小繋根立場地区の改良舗装に充てる。両地区は今月中に一括審査で公告する予定。
二ツ井今泉道路は交通事故の減少、災害時における代替路の確保、救急医療支援等を目的とした高規格幹線道路ネットワークを形成する自動車専用道路。道の駅「ふたつい」近くの能代市二ツ井町小繋(仮称・小繋IC)〜蟹沢ICまでの延長5.9kmを整備する。
今回、公告した道路改良のうち造坂一ノ渡地区では、盛土工34,400㎥、敷網11,000u、擁壁工821u、排水構造物工など、造坂根立場地区では盛土工49,400㎥、敷網19,074u、擁壁工713u、排水構造物工などを行う。
これから公告する小繋今泉地区と小繋根立場地区の改良舗装では、路体や路床の盛土、排水構造物工、防護柵工などを行う予定。概算工事規模はいずれも2〜3億円で、約9カ月の工期を見込んでいる。
提供:秋田建設工業新聞社