名古屋市住宅都市局は、金山総合駅連絡通路橋のリニューアルを2024年度に開始する方針だ。24年度に設計をまとめ次第、工事を発注、26年のアジア・アジアパラ競技大会までにリニューアルを完了させる考え。
同連絡橋は5径間連続鋼床版桁で、上部は鉄骨造簡易耐火構造、床耐火構造。延長は87・3b、幅員は20b。1989年7月に完成している。本年度に事前検討を実施していて、美装化などを実施する考え。24年度に設計を行い、設計がまとまり次第、工事発注をする見通し。
金山駅周辺地区のまちづくりでは、28年2月にアスナル金山の事業用定期借地の期限が終了する。このタイミングを意識して、よりウオーカブルな空間としていくため、本格整備に向けたまちづくりの方向性イメージと考え方を22年12月に同局は示している。東雲東古渡町線をシンボル軸に、向田町線と古沢町線支線第4号線の一部区間は、アスナル金山エリアの整備と連携させ、ウオーカブルな空間形成とともに、商業・業務都市機能、交通関連機能などを適切に配置する方針。
整備の具体化に当たっては、事業協力者を公募するとしている。同局によると「検討を進めている」としていて、公募時期は明らかにしていない。
提供:建通新聞社