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黒沢川、岡田川、皿川、釜口水門
　県建設部河川課は、11月補正予算案追加分（第５号）について、12月11日、開会中の県議会建設委員会に資料を示して説明した。事業内容は、河川改修事業64カ所77億0490万円（護岸工など）、浸水重点地域対策緊急事業１カ所５億2500万円（排水機場設置）、堰堤改良事業21カ所13億6991.1万円と債務負担行為１億円（老朽化設備更新工事）、大規模特定河川事業５カ所12億0225万円と債務負担行為10億円（調整池整備など）、ダム建設事業２カ所４億9551.3万円（貯水池掘削など）で、計93カ所112億9757.4万円と債務負担11億円。
　代表的な箇所として、一級河川の黒沢川「安曇野市黒沢」、岡田川「長野市篠ノ井」、皿川「飯山市北町」、諏訪湖「岡谷市釜口水門」の４カ所をあげた。
　黒沢川では、最上流部に調整池を整備することにより、下流部での浸水被害の軽減・防止を図る。
　岡田川は千曲川との合流部に排水機場を整備することにより、内水による浸水被害を軽減・防止する。
　飯山市北町は千曲川と同規模の堤防を整備することで浸水被害の軽減・防止を図る。
　釜口水門は長寿命化計画に基づき効率的・効果的な修繕などを計画的に実施することで延命化を図り、施設全体の安全性・信頼性を確保する。

提供：新建新聞社